穀類

もち米

名寄市はもち米作付面積 日本一のまちであります。
名寄地区でのもち米栽培は昭和３６年頃、当時研究熱心な８名により結成された「稲の友の会」により栽培の検討が始められました。北限米作で気象条件の厳しい下もち米は冷害に強いとの結論に達し、昭和４５年に名寄市モチ生産組合が立ち上げられもち米栽培に取り組み、道内でもいち早く団地栽培がスタートされました。
風連地区では昭和56年に「風連町もち組合」が設立され、昭和59年には「もち米生産団地」の指定を受けました。そして昭和62年には、もち米の作付面積が単独農協単位としては全国一の作付面積を誇る「日本一のもち生産団地」として名を馳せることとなりました。
名寄産のもち米は、やわらかく、時間が経っても固くなりにくいのが特長です。その品質と味わいは高く評価され、伊勢名物「赤福」の原料としても採用されるほど。確かな品質と、長年の努力が育んだ伝統のもち米です。